カルトッフェルクーヘン
クリスマスが近づいてきましたね。
パン屋さんやお菓子屋さんの店先にシュトレンがずらっと並んでいます。
まさにシーズンたけなわです。
こちらはドイツのお菓子、カルトッフェルクーヘン。
平べったくして四角い形に焼き上げます。
ベースの生地はシュトレンと同じで、そこにマッシュポテトが入っています。
もっちり食感が加わってシュトレンも好きですが、こちらも好き。
ドイツではシュトレンはアドベント(待降節、クリスマス前の4週間)期間に食べるようですね。
クリスマスまでシュトレン食べちゃダメっていうご家庭もあったようです。
形も変えて、素材にもじゃがいもを入れて、「これはシュトレンじゃないよ」と主張して胸張って食べられるわけですね。
以前に読んだシュトレンの本にも書いてありましたが、このお菓子、各家庭自家製シュトレンの味見も兼ねているようですよ。
シュトレンは食べていい日まで待って、それまではカルトッフェルクーヘンをおやつにいただく感じなのでしょうか。
ドイツのお菓子にはジャガイモを使ったものがよくありますよね。
カルトッフェルがじゃがいも、クーヘンは焼き菓子のこと。
ドイツではカルトッフェルクーヘンという名前のジャガイモのお菓子がいろいろあって、馴染みがないとややこしく感じますが。
クリスマスシーズンはこのシュトレンによく似た味のカルトッフェルクーヘンが楽しめるんですね。
お菓子と季節の行事は、密接に結びついていて興味深いです。
我が家でも、まずはこのカルトッフェルクーヘンから始まって、まだあと少しシュトレンを焼いていく予定です。
フルーツもアーモンドもたっぷりでリッチな生地にジャガイモでもっちりもちもちしているのですから、美味しくない訳がありません。
さてさて、我が家のシュトレンの味見もしてみましょう。
どうでしょう、、、?
美味しい♪ 今日はお砂糖を振りかけましたが、シナモンシュガーもまた雰囲気変わって美味しいです。