パリブレスト
先日父の誕生日に、パリブレストを作りました。
パリブレストは、大きな輪っかに絞ったシュー生地で作るお菓子です。
エクレアがドーナツ型になったような感じ、と言ったらイメージしやすいかもしれませんね。
この輪っかは自転車の車輪を表しています。
フランス生まれのこのお菓子、フランスのパリとブレスト間を結ぶ自転車レースを記念して作られたのだそうです。
自転車レースをイメージしてこの何とも美味しいお菓子が作られるのですから、お菓子の本場フランスは凄いですね。
生地は普通のシュー生地で作ります。
下段を2重円に絞って上段には一重円を絞り、2段仕様にして幅と高さを出して焼きます。
今回、粉をリスドォルにしてみましたが、パリッと焼きあがってなかなか良かったです。
焼く時、表面にアーモンドスライスを振りかけて焼きましたが、なくても大丈夫。
このパリブレストは中に入れるクリームが特徴的です。
クレームパティシエール(カスタ―ドクリーム)にプラリネペーストを入れたプラリネクリームを絞っていきます。
プラリネペーストはキャラメリゼしたナッツをペースト状にしたものです。
ヘーゼルナッツから出来たプラリネノワゼットもありますが、アーモンドプラリネが手に入りやすいと思います。
手作りすることも出来ますけど、少量だと富澤商店などの製菓材料店で買ってくる方が早いですね。
ナッツ類のコクとキャラメルのほろ苦さが加わって、大人の味のプラリネクリームとなるわけです。
これが美味しい!
お誕生日のケーキはちょっと気合が入るので、何を作ろうかな?と悩みましたが、今年はパリブレストで。
仕上げに粉糖でお化粧して出来上がり♪
そーっと実家へ運んで、ろうそくを立てて家族でお祝いしました。
喜んでもらえて嬉しかったです♡